政治家・弁理士として活躍中の菅直人(かん なおと)さん。
第94代内閣総理大臣も務められて、政治家の重鎮というべき存在ですね。
そんな菅直人さんが、次の衆議院選挙に立候補せず、政界からの引退を決めたことを発表されました。
菅さんの政界引退の理由について知りたい方も多いですよね。
菅さんの引退の理由や、その後についてなどを調べていきたいと思います。
菅直人プロフィール
・菅直人(かん なおと)
・1946年10月10日生まれ
・岡山県出身
・東京工業大学理学部応用物理学科卒
・1971年 弁理士試験合格
・1980年6月22日第36回衆院選で初当選
・1996年1月 第1次橋本内閣で厚生大臣(第79代)として初入閣
・1998年4月27日新民主党を結成し、党代表に就任
・2010年第94代内閣総理大臣に任命される
東京工業大学在学中は、学生運動にのめりこんでいたそうです。
東工大の同級生によると、大学の自治会に入り込んでいた中核派に対して菅さんは「イデオロギーでは何もかわらない。現実的な対応をしなければ」と批判し、15人ほどの組織「全学改革推進会議」を立ち上げて極左系とは違う学生運動を行ったとされています。
1976年から衆院選、参院選などの数回出馬するも落選が続きましたが、1980年6月22日の第36回衆院選では、前回を9万近く上回る票を獲得し1位で初当選を果たしました。
以後、厚生大臣や財務大臣などを歴任し、2010年には内閣総理大臣として活動するなどして現在に至っています。
学生時代は激動の時代だったんだね
長く民主党を支えてきた功労者だね
菅直人政界引退
2024年10月8日、次の衆議院選挙に立候補せず、政界からの引退を決めた立憲民主党の菅直人さんが衆議院議員として最後の会見を開き、後輩議員にエールを送りました。
今の状況は非常に自民党にとってというか、日本の政治にとって非常に良くない状況ですので、それは現役の私の後輩の皆さんがぜひ頑張ってもらいたいと。もう一度、政権交代を実現してもらいたいと
引用:Yahooニュース
また、「戦後、女性の政治家が増えていない。男女の比率が半々ぐらいになることが望ましい」と述べて、女性国会議員の増加に期待感を示しました。
次世代にバトンタッチだね
まだまだ頑張れそうな気もするけどね
菅直人引退の理由
菅直人さんは2024年10月8日に引退会見を行い、引退理由として「基本的には年齢の問題だ。元気に活動してきたが、もう77歳だ」と述べました。
菅さんは、薬害エイズや福島第一原発事故の問題に取り組んできたことを振り返り、「ある意味、やりがいのある政治生活ができたかな」と語りました。
また、菅さんは日本の政治状況について「非常に良くない状況だ」とし、後輩たちに政権交代を実現してほしいと願いを託しました。
菅さんの引退は、自身の長年の政治活動を考慮した上での決断であり、特に77歳という年齢が大きな要因となっているようです。
菅さんは自身の年齢を理由に挙げることで、次世代への道を譲る意義も強調しました。
菅さんは引退会見で「戦後、女性の政治家が増えていない」とも述べ、女性の国会議員が増えることへの期待感も示しています。
菅さんの引退理由は主に年齢によるものであり、自身の政治的な功績と今後の日本政治への期待が込められているのでしょうね。
菅直人の今後
菅直人さんは、今後の活動について具体的な計画は示されていません。
ただ、今後も何らかの形で政治に関与し続ける意向を示しています。
菅さんの政治的経験と見解は今後の日本の政治にとって必要不可欠であり、引き続き注目されるでしょう。
菅さんの経験や知識を若手議員にどんどんアウトプットして欲しいね
表舞台でなくても政治には関われるよね
菅直人に関する世間の声
とても偉大な総理大臣だったと思います。 石破首相も菅直人元首相のような政権運営を行ってほしいと有権者は願うばかりです
菅直人さんが、引退する。 「市民派ゲリラ」として、都市の新しい政治風潮を体現し、歯切れの良い物言いと、パフォーマンスで耳目を集めた氏も77歳という。
社民連、さきがけなどを渡り歩き、民主党の代表として、総理にもなった。
東日本大震災のときの陣頭指揮にもあたった。 その氏が政界から姿を消すというのも、一つの時代の幕が下りる象徴である。
関わりを持った多くの人が評したのは「頭の良さ」と「切り替えの速さ」。
硬直的な左派のイメージを持たれがちですが、自由党との合併を実現するなど、必要と見れば前言を180度翻し、果断に決断するリーダーでもありました。
良くいえば型破り、悪く言えば朝令暮改。日本のトップリーダーとしては異質で、特異な人材と言えます。
平成という一つの時代に「総理大臣候補」として一定の期待を集め続け、時代を動かしてきました。 かつて何度も代表選に出続けたものの、総理大臣退任後の民主党政局では、ライバルだった小沢氏と対象的に「重鎮」として一歩引いた場所で党内政局に影響力を与え続けてきたのも、一つの美学だったのかもしれません。
自民党の森山幹事長は79歳。政界としては「まだまだこれから」の年齢かもしれませんが、元気なうちに後進を見つけて引退できるというのは、きれいな引き際と言えるのではないでしょうか。
万人受けするというのは難しいよね
アンチもいるけど「よくやってくれた」という人も多いよね!
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